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Rapid Prototyping.

ラピッドプロトタイピング

確かめたい仮説に必要な形を素早く作り、試した結果を次の設計へ戻す方法。

ラピッドプロトタイピングは、完成品を急いで作ることではない。設計上の不確かさを減らすため、試すのに必要な部分を短い周期で形にする。デザインの文脈では紙の模型、画面の試作、接客の実演なども含み、製造分野では3Dプリントなどによる迅速な試作を指す場合もある。

例えば受取サービスなら、最初からアプリと在庫システムを完成させる前に、予約画面の試作とスタッフによる仮の受け渡しで、案内が伝わるか、利用者がどこで迷うかを確かめられる。ただし、その試作で分かるのは体験の一部であり、大量の注文を処理できるかまでは証明しない。

形の精度は、検証する問いに合わせる。流れを確認する段階で細部を仕上げすぎると、変更の負担が増える一方、素材の手触りを検証するなら実物に近い試作が要る。何を確かめ、何はまだ分からないのかを記録することで、速さを雑さではなく学習の短い循環にできる。