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抜け.

抜け(空間)

空間の奥まで視線が通ることや、視界を遮る要素が少ない状態を指す設計表現。

「奥に抜けがある」「庭へ視線が抜ける」など、視線の通り道を説明するときに使う。壁面の開口、家具の高さ、通路の軸線、屋外の景色との連続などが関係する。平面の広さが同じでも、遠くまで見通せるかどうかによって体感する広がりは変わる。

抜けは単純に窓を増やせば得られるわけではない。視線の先に何が見えるか、光がどこから入るか、立つ位置を変えたときの眺めはどうかという構成の問題でもある。プライバシーや日射の制御との両立が必要な場合もある。視線のつながりを丁寧に設計することで、限られた面積にも奥行きが生まれる。