← All termsGLOSSARY / Architecture
Material Passport.
マテリアルパスポート
建材の種類・成分・性能・所在・再利用可能性などを記録し、将来の資源循環に役立てる情報基盤。
建物を解体するとき、どの部材がどの素材でできていて、どのように固定され、再使用できるかが分からなければ、多くは混合廃棄物として扱われやすい。Material Passportは、部材の出自や仕様、使用場所、交換履歴などの情報を残し、改修・回収・再利用の判断を助ける仕組みだ。
例えばオフィスの間仕切りや設備機器について、製品番号、性能、取り外し方、修理履歴を管理しておけば、移転や改装時に再配置・売却・適切な処理を検討しやすい。BIMや建築物のデジタル台帳と連携する例もあるが、記録形式や求められる情報はプロジェクトごとに異なる。
情報を作って終わらせず、改修時に更新する責任者を決めることが欠かせない。使われない台帳では、資源循環への効果も限られる。