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Silver Ratio.
白銀比(大和比 / 第2貴金属比)
造形や数学で用いられる比率。日本のデザインでいう1:√2と、数学上の1:(1+√2)を区別する必要がある。
日本で「白銀比」と呼ばれるものには、少なくとも二つの使い方がある。ひとつは短辺と長辺が1:√2(約1:1.414)の大和比。もうひとつは、数学的な第2貴金属比である1:(1+√2)(約1:2.414)だ。同じ名称でも比率が異なるため、寸法を指定する場面では数値で示したい。
大和比の身近な例はA判・B判の用紙。長辺を半分に折っても縦横の比率が保たれる性質は、印刷物の規格に適している。一方、1:2.414は正八角形などの幾何学にも現れる。どちらも比例関係を記述する数学的な道具であり、見た人が必ず美しいと感じることを保証するものではない。
Webサイトやパッケージ設計でも比率は構図を試す出発点になる。ただし、文字の量、余白、読みやすさ、媒体の寸法が合わなければ、その比率を守ること自体に意味はない。
Blueberry’s Perspective
「美しい比率」を正解として当てはめるより、紙を折ったときにも形が保たれるような合理性のほうがおもしろい。